建築年月日でわかる、物件の耐震基準
阿倍野区専門の不動産会社 Bloom株式会社代表の千崎です。
皆さま、チラシやポータルサイトやその他インターネットで物件の情報を、ご覧になる時価格・住所・間取・建築年月、等々を確認されると思います。
その中で、建築年月日なのですが、築後年数はが確認以外にチェックポイントが一つ有りますので解説いたします。
現在建っている建物は、旧耐震基準と新耐震基準の建物があります
この耐震基準、旧と新では建物強度に大きな違いが有ります。
購入を検討中の物件が、新・旧どっちの耐震基準の建物かによって
建物の耐震性が大きく変わります。
耐震基準の新・旧でどれくらい違うのか・・・・
【旧耐震基準の場合】
・震度5程度の地震・・・・・建物が倒壊しない事
・震度6~7程度の地震・・・規定なし
【新耐震基準の場合】
・震度5程度の地震・・・・・軽微なひび割れににとどめる事
・震度6~t程度の地震・・・建物が倒壊しない事
以上が、簡単に比べてみたときの違いです。
あきらかに、その建物に求められる強度が違ってきます。
今の新築物件に関して言えば、あの姉歯建築士の耐震強度偽装問題事件以来、建築確認申請のチェックがかなり厳しくなりましたので、昔よりかなりしっかりした建物になって来ています。
また、10年保証や瑕疵担保保険など色々あり、その保険を受けるためには、建物を建てる際の基準が有り、チェックが入りますので買う方の安心の材料になります。
中古物件の場合でも、最近は、建物インスペクションや瑕疵担保保険等が有り、買主様に安心して物件を購入いただく為の制度が増えてきていますが、中古の場合は新耐震基準にあった建物であるということが、物件探しのひとつのポイントになるのは間違いありません。
旧耐震基準か新耐震基準かを見分けるには・・・
確認の方法は簡単です、築年数を見ればわかります。
旧耐震基準は1971年~1981年まで
新耐震変更は1981年6月以降の建物がその対象となります。
一応、それ以降の建たものであれば、新耐震基準の建物で有りますが、ただ、法の施行が6月からになっていますので、
建築確認等のお家を建てる時の手続きのタイムスケジュールなどを考えると、戸建で6月から+3ヵ月ぐらいでマンションなら6月から1年ぐらい後の竣工ぐらい後の物件からになると思います。
実際、私が取引する場合は、毎回市役所などで調査をして確認を取ってました。
ただ、中古物件をお探しの方の中には、地域限定でお探しの方も多くタイミングや地域によっては、新しい物件の出物が無かったり、
また、最近はリノベーション物件なども増えてきておりますので、一概に旧耐震基準の物件はダメという事ではありませんので・・・
あくまでも、ご購入前に、耐震基準やその他の事を、不動産会社よりご説明をうけ、ご納得いただき、ご購入のご決断をしていただく、一つのポイントとご理解ください。
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